So-net無料ブログ作成
検索選択

「今夜、母と妊活します。・弐」原文〜後編〜

お世話になります。鞘でございます。
ようやく涼しくなってきまして、仕事やら何やら乗ってくるかなと思いきや。残暑がすぎると残務が待っていると、意外に小忙しい毎日を送っている自分に気付きます。やれPTAだの〇〇検診だのと、製作期間中は後送りやら友人に任せていたものがひっきりなしです。検診といえば先日、病院で結果を聞きに行ったところ。本当に珍しい偶然で同姓同名の方とカルテが重なっていたらしく、余命宣告を受けてしまったんです。もちろん医療ミスとかそういうレベルではなく、話の内容から鞘の余命が確定しているものとしてしばらく問診があり。ちょっとしてから間違いに気付いて謝罪のあときちんとした結果報告をしてもらって問題はなかったのですが。

要するに「あなたは近々死にますよ」と言われて「そうなんだ」と納得した時間があった訳です。

今思うと、そういった宣告を受けるともっと狼狽するのかなと思っていたのですが意外にそうでもなく、「なんか残念だな」とそのくらいでした。でそのあと、余命が限られているのならせっかくだし健康寿命が残っているうちにやってみたいことを思い並べているうちに、間違いでしたと言われて現実に戻って。
腰が抜けるほど安堵するかと思いきや「ちょっと残念」という気持ちもありました。もちろんまだ若い命(…のはずです!)な訳ですからほっとしたのは事実ですが、命の重みって人によって感じ方が違うんだろうなと思いました。鞘が思ったのは、延命に延命を重ねて苦渋を長く味あわされるより短く生きて充実した人生をまっとうしたほうが幸せかもしれないということ。問題は安楽死の選択。

幸せに生きる権利があるのなら、幸せに死ぬ権利もあるべきだと。
誰もがいつでも死ねる権利を持っていれば、おそらくいじめや格差は無くなる。何故なら自分より格下の人間に死なれてしまっては次は自分が格下になってしまうので、そうならないように自然に協力体制が生まれる。このバランスが上手く取れれば「せっかく産まれてきたのだから、死ぬのはもったいない」というあたりまえの考えに行き着くのではないかと、考えていた鞘なのでした。

でも、もちろん元気で長生きが一番いいし。これを読んで下さった方は間違いなく…



大吉、ハッピーっ!
良いことがあります。決まりです。(笑)

ま、どーでもいい話はここまでにして、原文の後半。
ご拝読下さい。…あ、こちらもよろしくお願いします。お店で見かけたら微笑んでやってくださいませ。

12/4発売予定DVD
【今夜、母と妊活します。・弐】
image003.jpg

http://www.istudio.jp/
http://www.m-gate.net/index.html
***************ここから***********************
ここに来る寸前に、村長から聞かされたのだが、近親間ではやはり、理性で拒否反応を示す者がいるそうだ。
その状態では無理やりに膣内射精をしても精子の着床が難しいため、女体に錯覚を起こさせる必要がある。
それが村人立会いの下、一晩かけて何度も射精を繰り返して女体を精に漬け込み、慣れさせる『一夜漬け』という儀式だそうだ。
「だ、大丈夫や、入れるで……」
 大きく深呼吸をし、熱くぬめる肉洞に亀頭を押し込んだ。グプリ……と、入れた瞬間に強烈に吸い付かれる。ざらついた内壁が蠕動して、奥へ奥へと誘い込むように蠢く。
「あ、あぁ……はぁ……」
母が白い喉を逸らして喘ぎ、身体を右側に捩った。きゅうっと蜜壁がまた窄まる。
それでも、一番太い部分を飲み込ませてしまえば、後は道なりだった。少しづつ腰を押し出し、熱い蜜壷へゆっくりと陰茎を埋め込んでいく。
「ふぁ、ふ……ぁ、ああ……くぅ……」
艶やかに濡れた声を漏らしながら、母も身体を更に右へ捩り、腰をひねりながら僕の性器を呑みもうとする。
濡れに濡れた内壁は、それ自体が意思をもった生物のように蠢いては、男根にねっとり絡み付く。
 うねる膣壁がもたらす快楽に、何度も目が眩んだ。僕の額からは汗が滴りおち、眼の奥で何度も火花がチカチカと散る。
やがて先端が最奥にまで突きあたり、母と僕の恥骨がピッタリと密着した。
「っはぁ……はぁ……」
荒い呼吸を繰り返していると、能面からゴホゴホと咳まじりの声が響いた。
「全部入ったかの……?」
「こう暗いと、よぅ見えんな……」
「一馬、尻をちょっとあげて見せい」
 余りにも遠慮のない命令に、かなりムッとして壁の能面を振り仰いだ。老人衆たちは、僕等をなんだと思っているのか。村のために交尾させて繁殖させる、稀少生物だとでも?
「ふ……はぁ……一馬、言うとおりにするんや」
母に促され、僕は仕方なく腰を少し浮かせる。
 グチュ……と濡れ音がたち、濡れ壁に性器を擦りあげられる愉悦に震えが走った。
腰を浮かせた分、陰茎が少し抜けたが、大部分は胎内に納まったまま、結合部を老人たちの眼へと露にする。
「はぁっ……これで、ええんか……?」
「おお、良い良い」
「ほんじゃ、一夜漬けを始めるぞ」
「朝まで抜いてはならんぞ、ええな」
 母子の卑猥な光景に、老人衆も興奮しているのか、しわがれた声はやや上擦っていた。
 身勝手なその声を背に、僕は何度も深呼吸する。
淫蜜で潤いきった粘膜は不規則な蠕動を繰りかえし、じっと動かずにいても肉棒は爆発寸前にまでいきり立っている。
そんな僕を見上げ、母がふっと目を細めた。
「あぁ……罪な子やなぁ……あんたの顔はお父ちゃんにそっくりや」
「は……そうか、知らんかったわ」
 父の写真は一枚も無かったから、僕は自分が父にそっくりだなんて知らなかった。
いや、もしかしたら写真はあったのかも知れない。しかし母が、万が一にもこの秘密を僕に知らさないためにと、あえて見せなかったのではないだろうか……。
「ん……んぅ……一馬……そろそろ腰、動かしてな……」
頬を紅潮させた母が、モジモジと切なげに身をくねらせる。僕の背に両腕を回して引き寄せながら、下半身が器用にうねり始めた。
「くっ、う……あかん、お母ちゃんの中……きつくて、あったかくて……すぐに絞り取られそうや」
ヌチュヌチュとうねる淫靡な肉の襞が収縮し、精を搾り取ろうとするかのように収縮する。そのたびにゾクゾクと喜悦が腰から背筋を駆け登り、すぐさま射精してしまいそうな快感が襲う。
 たまらずに僕も、本能のまま腰を動かし始めた。
最奥にある、唇のような小さなすぼまりは子宮口だろうか。チュウチュウと吸い付くそこに先端を押し当て、グリグリと8の字を描くように腰をえぐり回す。
「あああっ! は、はあんっ! 出すのは、もう少し堪えてな……」
背に回された腕に力が篭り、膣内もキュンと収縮した。腰を動かすたびに、泡立った愛液がブジュッブジュッと粘ついた音を立てて結合部から零れ散る。
「はぁぁ……あんた、上手やで……お母ちゃんの良いとこ、いっぱい突いてや……」
欲望のままに腰を振り、母の胎内へ肉棒を突き上げる。
「ううう……っ!!」
引き絞るように陰茎を締めあげられ、僕はうめき声をあげて身を震わせた。ひだの多い媚肉がうねうねと、肉棒を淫らにしごき上げる。
目も眩むような快楽に脳が焼け、まともにモノが考えられない。目前で揺れ動く乳房を両手で掴み、夢中で揉む。
硬く勃起した乳首をキュッと摘み、子宮口を強く穿った。
「あっ! はぁあああああっ!!!!」
その瞬間、母が一際大きな嬌声を放った。腰に巻きつけられた太腿に、ぎゅっと力が込められ、ビクビクッと内壁が大きく痙攣する。熱く濃い恥蜜が大量に溢れ、蜜壁がうねりながら陰茎を何度も絞りあげる。
「う、ううううっ!!」
 脳裏に火花を散らしながら、僕は射精を堪えようとしたが、たまらずに少しだけ、ビュッと精を奥に飛ばしてしまった。
「ふぅ……は……あ、はぁ……あんただけ動くんじゃ、体力持たんからな……今度はお母ちゃんが……」
 母はまだ荒い呼吸を繰り返していたが、ガクガク震えている腕をついて身を起こす。ズルリと肉棒を一度引き抜くと、僕を寝かせて下腹の上に腰を降ろしてきた。
「んくっ……ふううぅ……あ、あっ」
 天井に向けてそそり立つ僕の陰茎が、ゆっくりと蜜壷に飲み込まれていく姿は圧巻だった。ねっとりとした膣の感触は同じものなのに、自分から突き入れていく時とは僅かに違う。まるごと飲み込まれていくような気分になる。
「あ、あうう……」
 根元まで肉棒を飲み込んで自ら串刺しになった母は、僕の腹の上に座り込むと背筋を反らし、ほっそりした顎を突き出して喘いだ。
「う、動くで……」
 僕の胸板に手をつき、母は息を乱しながらも、腰をゆるゆると動かし始める。始めはゆっくりと、次第に律動を早めながら前後左右にくねる。
淫核がコリコリと下腹部に擦れ、キュッキュと蜜壷が痙攣する。母が眉根を寄せて悩ましい表情を浮かべた。
「ふ……あ、あんたの、大きいわぁ……」
「あうっ、うぉっ……!」
母が腰をくねらせると、それに合わせて乳房がブルンブルン揺れ弾み、汗の飛沫が散る。
こみ上げる喜悦に耐えながら、ヌラヌラと明かりに照り光るたわわな乳房へと手を伸ばした。
「あっ! く、ううぅんっ!」
 汗ばんだ膨らみに指を沈みこませ、グニュグニュと揉み込む。母の背筋が反り、半開きの唇からは甘ったるい嬌声が漏れた。
 母が膣を閉めたまま、ニュニュニュ……と、腰を上に引き上げていく。先端ギリギリまで抜いてから、体重をかけて一気に奥までまた刺し貫いた。
「うあああ! それ、良すぎや……っ! たまらん……っ!」
「ふ、あ、あ……一馬も、下から、突いてみい……」
 はぁはぁと、荒い呼吸の合間から誘われ、僕も横たわったまま腰をズンと付きあげた。
「きひぃっ!!」
 子宮を強く突かれた母が仰け反り、射殺されたような悲鳴をあげる。興奮とあまりの快楽に脳裏が白みかける。
「っ、くうぅ……う、おおっ! 腰が、止まらんっ!」
 本能的に僕は、母のくびれた腰をわし掴むと、がむしゃらに幾度も突き上げた。
「あああ!! あ、あああ! はぁっ! あ、あぁっ、んああ、ああっ!」
 濡れた啼き声とともに、ジュプジュプグチャグチャと性交の水音が和室に響き渡る。
僕の腹の上で裸身をくねらせ、艶やかな髪を振り乱して喘いでいた母が、不意に両眼を大きく見ひらいた。
「あ、あああんっ! あ、ああっ、やあああああ!!!!」
 プシャーーッと、結合部から透明な飛沫が噴出し、僕の胸までへもビチャビチャと飛び散る。
一瞬、尿が出たのかと思ったが、匂いもなく透明なサラサラとした体液は、尿とも愛液とも違うようだ。
「お母ちゃん……今のもしかして、潮噴いたんか?」
「は、はぁぁ……わかっとるなら……わざわざ聞くもんやない」
 大きく肩を震わせている母は、耳どころか雪白の全身を桜色に紅潮させ、チラリと僕を睨む。そんな仕草がまた婀娜っぽくて、いっそう僕の興奮を煽り立てた。
膣壁はトクトクと一定のリズムで深く脈打ち続け、そのたびに痺れるような快楽が陰茎に与えられる。
 僕は性器を一度引き抜き、母を敷布へ四つんばいにさせる。柳腰を両手で掴み、獣のように背後から刺し貫いていくと、白い背中が大きく弓なりに反った。
「ふ、あ……ああ……っ!」
恍惚の声で喘ぐ母のうなじには汗がいく筋も流れ、乱れ髪が張り付いている。
赤黒い肉棒を途中まで引きずり出し、 引き締まった媚肉を掻き拡げては、胎内に埋め込んでゆく。
嗜虐趣味なんかないと思っていたのに、閉じようとする陰唇を割り開いては押し込む行為は、無理やりに唇を犯しているような錯覚を覚えさせ、背筋がゾクゾクと震えた。
「はああんっ! ひ、あああ……」
母も相当に高ぶっているのか、まろやかな尻がきゅっと窄まってエクボができ、下を向いた乳房がプルプル揺れ弾む。
「あ、ああっ、お母ちゃん、後ろからグリグリされるの、弱いんや、あ、あああっ!!!」
 肩越しに振り向いて白状した母の頬は真っ赤で、喜悦の涙が行く筋も伝っていた。
「ふぅっ……そっか、こうするとええんか?」
 尻たぶまで割り開く勢いで奥までぐっと突きこみ、グリリと蜜壷の中をこね回す。
「あああっ! あぁ……ふ、あああ……はぁ、あああっ!!!」
 柳腰が悶えるたび、肉ひだがきゅっきゅと陰茎を絶妙な加減でしゃぶりつく。
「んはぁぁっ!! はぁっ! あ、あ、あ……!」
 敷布を握り締めた母が、たまらないと言うように切なげな声を漏らし、グネグネと身悶えする。
淫裂は僕を呑み込んだままグネグネと絶え間なく蠢き、垂れた愛液が太ももを伝って敷布をぐしょ濡れにした。
普段の母からは、想像もつかないほどに淫らな姿。火照りきった母の表情は蕩けきり、すでに牝の顔となっている。
そんな母の変貌が、僕の情欲へと更に火をつけた。もう、母への気遣いも考えられず、がむしゃらに腰を突き動きす。一擦りごとに愉悦が全身を駆け巡り、パチパチと目の前に火花が散る。ジンジンと耳鳴りがし、心音が早鐘のごとく鳴り響く。
「あ、あぐっ! あ、ああぁ、はぁん!」
激しい抜き差しにあわせて、パンパンと肉鳴りの音が和室に響いた。
「く、お母ちゃん、も……我慢できん、このまま出すで……」
 込み上げる射精の兆しに備え、下腹部に力を込めて腰を突き出すと、母の胎内がぎゅっと収縮する。
「ふ、うぅっ……お母ちゃん、ほんまはな……あんたにこの村から逃げて欲しかったんや……」
同時に、母が敷布に顔を伏せ、すすり泣きような嗚咽が漏らした。
「こんな風習、お母ちゃんで終いにして……あんたには都会でまともな恋愛して欲しかったわ……」
母の表情は見えなかったが、情事の汗が浮いた肩はフルフルと小刻みに震えていた。
「お母ちゃん……すまん……」
僕を禁忌の道に踏み入れさせまいと、母はどれほど苦悩してきたことか。
なのに申し訳ないと思いつつ、母を犯している僕の肉棒は、萎えるどころかいっそう高ぶりを増して破裂寸前となっている。
「あぅっ……あ……せやけど、あらがえんもんやな……」
 胎内で膨れ上がり脈打つ僕の性器を締め付けながら、母が顔をあげた。情欲と性感に紅潮した頬は、涙でグシャグシャに濡れている。
「っは、あ、ああぁ……お母ちゃんも、あんたで感じてしもうとるっ! あ、あんたの子種…………注いでや」
「堪忍や……堪忍してや、お母ちゃん……くぅっ!! おお、出るっっっ!!!!」
 堪え切れずに、僕は咆哮をあげて滾りきった欲望を介抱した。煮えたぎった精がドクドクと幹を駆け上る。
 ドビュッ!! ドピュピュッ!!! 勢いよく噴出した精を、密着した子宮口へと叩き付けるように注ぎ込む。
「あああああ、ひいいいい!!!」
 母が悲鳴をあげて、ビクンビクンと大きく身悶える。膣全体がドクンドクンと脈打ち、吐精を続ける性器を締め続けた。

―― それから母に教えられるまま、あらゆる体位を取り、時折は傍らの水筒から口移しに水分を与え合いながら、僕は一晩中母を抱き続けた。
やがて意識が半ば朦朧としかけた頃、僕は幾度目かもわからぬ射精を母の内に放つ。
「ふああっ、ああああっ!!!」
掠れかけた声で母が大きく啼き、ビクビクと身体を引きつらせて精を受け止める。もう子宮内まで満杯になっていた精は内に納まりきれず、結合部からゴプリと溢れ出る。
「ううっ……」
僕もさすがに体力の限界にきていた。睾丸は空っぽで、温かな膣に包まれた陰茎がヒクヒクと快楽の余韻に震えている。
呻いて母の上に覆いかぶさるように倒れこんだ瞬間、唐突に襖が開いた。
「っ!?」
 ギクリと硬直した僕の前に、村長を始めとする老人衆がどやどやと部屋に入ってきた。
「そろそろ夜明けや。一夜漬けが上手くいっとったか確認や」
 重々しく言い放った村長の後ろから、年寄りが二人進み出ると、ぐったりした僕を両脇から抱えて結合を引き抜いた。
「百合さん、ちゃんと繋がっとったか、よく見せとくれ」
「は……はぁっ……これで……どうですか……」
 母がまだ痙攣の収まらぬ太腿を大きく左右に広げて見せると、僕の性器の形にポッカリと口を開けた膣から、白濁の体液がドロリと垂れた。
 うむ、と股間を覗き込んだ老人衆たちが満足そうに頷く。
「ようやった一馬。ご苦労さん」
「そんじゃ、次はワシ等じゃな」
「……え?」
 言い放たれた言葉の意味を掴みそこねていると、呆然としている僕の前で、老人衆は次々に着物を脱ぎだした。そして勃起した逸物を揺らしながら、体液にまみれた母の裸身にむしゃぶりつく。
「なっ!?」
 瞬時に理解した。こいつ等は……このまま母を輪姦しようとしているのか!!
「わしらの精子は、いわば保険ちゅうとこじゃ」
「万が一に一馬の精子が着床せんでも代わりになるようにな」
「ワシ等も先祖代々この村の住人じゃ。同じ血は流れとる」
「そ、そんなの……っ!!」
「一馬!!」
 激昂しかけた僕に、驚くほど鋭い母の声が突き刺さった。
「お……母……ちゃん」
 皺だらけの手に乳房や太ももを掴まれたまま、母が僕をまっすぐに見つめていた。
「一馬、お役目苦労さまやったな……あんたはもう、ここから出て行くんや」
 言葉の終わりは、きっぱりとした命令だった。
「そや。余所者になるんなら、この村の儀式には口を出さんで貰おう」
 村長が僕の肩にポンと手を置く。
「……っ」
 僕は歯を喰いしばって母を見つめ……黙って身を起こして部屋を出た。
 僕が外で生きるのを望んだように、母がこの村の住人である事を望むなら、もう僕に出来ることは何もない。どんなに異常で、傍目には不幸としか写らなくても……。
 僕の背後で襖が静かに閉められる。
 微かに聞こえてくる母の喘ぎ声から逃れるように、僕は足早に離れを出た。母屋に戻り、最低限の荷物を詰めた小さな鞄一つを手に村を後にする。

―― そしてもう、二度と戻る事はなかった。




*************************ここまで**********************************************
ご拝読ありがとうございました。
今現在は、美津子さんものの企画段階ですが進行中です。
色々試行錯誤もあるので、も少し時間はかかってしまうと思いますがこちらの方もがんばりますので、今後もご指導のほどよろしくお願いします。

nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 3

若道

とんだ余命宣告だったんですね。
いやいや、間違いで良かったです。
でも、余命宣告はある意味、幸せだと聞きます。
命は有限であることは間違いなく、その長短はあるものの、
自分自身の終活ができる時間が与えられたと。
医者は自分が死ぬなら癌が一番という意見が多いらしいですね。
それは、残りの人生が計算できるから。
心筋梗塞や脳梗塞、交通事故など予想の外から飛んでくる死神
が一番怖い。でも、本当に間違いで良かったです。

さて、後編拝読させてもらいました。
やはり、怖さがありますね。特にオチとなる最後の下り。
中編から後編の途中までは、ある意味、近親相姦をテーマに
した展開で、ふむふむと読み進められるのですが、やはり、、
このお話しの怖さは最後に凝縮されていると思います。
ここが、一種の怪を感じるポイント。
この後、、母親がどうなったのか・・・真相は闇の中。
主人公の少年が知ることは二度とない・・・
官能的でもありますが、私はホラーとしても読ませて頂きました。

さて、次回作は美津子さんとか。
大変!大変楽しみです!!菩薩降臨です(個人的に)
どんな展開になるのか、、ワクワクします。
お身体、気をつけて、、進行頑張ってください。

by 若道 (2015-10-24 07:20) 

crescent

若道様
いつもありがとうございます。それからお返事遅くなってしまってすみません。生死に関わる考え方というのはデリケートですからね。あくまでも私の主観でして。「人には幸せを追求する権利がある」のと同様「苦痛を避ける権利がある」べきだと思っています。その例えの一つなんですけどね。
今、美津子さんものを進めています。仕上がりからはほとんどわからないものかもしれませんが、色々実験や研究もありまして。すったもんだしています。ある程度まとまったらまたご報告させて下さい。
頑張ります!



by crescent (2015-11-06 12:04) 

royG

plase,-
息子が後にこっそり町に訪ねてきてお母さんを連れて逃げて幸せ生きる後編を作ってください
by royG (2016-01-08 07:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0